学生主体で運営 レベル体感
慶應チャレンジャー国際テニストーナメント2012が先月10―18日、日吉キャンパス蝮谷テニスコートで開催された。同トーナメントは男子プロテニス協会公認ツアー公式戦の下に位置する。世界ランキングに反映されるトーナメントポイントを狙って、ATPランキング100位以内の選手も参加。シングルス32人、ダブルス16組が本選に出場した。
日本で3試合開催されているチャレンジャー・シリーズの中で、大学主催はこの大会だけ。慶應義塾としては2009年以来3年ぶり4度目の開催となった。出場選手の宿泊先の手配、ビザ給付サポートなど、運営を学生主体で行った。
「学生が直接、世界のテニスを体感し、『大学から世界へ』という新しい流れを生むきっかけになれば」と坂井利彰庭球部監督。
シングルス決勝はビオラ対バシッチのカードになり、一進一退の第1セットを7―6で獲得したビオラが第2セットも6―4で押し切り、優勝した。