2月号:2012 年度一般入試 難易度に変化なし 志願者数は0.7% 減
今年度慶大の一般入試志願者数は、昨年度比0.7% 減の302 人減と小幅に留まった。不況による経済的理由を考慮した要因が考えられる。難易度についても、大きな変化はなかった。
4月号:秋入学 全面移行には懸念 塾長、春秋の可能性を示唆
秋入学の全面移行に対し、来年の3 月をめどに正式な方針を打ち出すとした。清家塾長は留学の利便性など秋入学の肯定的可能性を示唆する一方で全面移行には疑問も呈しており、「学生にとって最適な形を目指す」と話した。
5月号:就職状況改善傾向続く 前年度比 就職率2.4%上昇
6月号:2年連続収入超過 電気料金値上げが懸念
今年度の義塾収支予算では、帰属収支差額で約34 億円の収入超過を見込んだ。収入超過は昨年度に続き2 年連続となった。しかし、予算編成後に東京電力が電気料金値上げの申請を発表したため、予算に組まれた支出額が増加する懸念がある。
7月号:持続可能な成長へ提言 若手研究者育成に重点(RU11)
塾長が参加した学術研究懇談会は、日本において学術の発展が不可欠だという考えから、「我が国のサスティナブル(持続可能)な成長に貢献するRU 11(提言)」を発表。限りある人材と財政的資源の活用を狙う。慶大は実学(サイエンス)を重視し貢献する。
7‐8月号:ロンドン五輪 代表4人、52年ぶりの快挙 パラリンピックは初
今年開かれたロンドンオリンピック競技大会で三宅諒さん( 文4・フェンシング)、立石諒さん( 環4・競泳)、山縣亮太さん( 総2・陸上)、土居愛実さん( 環1・セーリング) が活躍。また、パラリンピックには高桑早生さん( 総2・陸上) が義塾から初の参加。三宅さんは団体で銀メダル、立石さんは200 ㍍平泳ぎで銅メダルを獲得。
9月号:横浜初等部、来春に開校
9月号:司法試験合格者数・率、3位に浮上 予備試験経由の合格者誕生
今年度、慶大の司法試験合格者は数・率ともに前年度を上回る結果となった。合格者数は186 人、合格率は53.6%。また、慶大学部在学生から予備試験ルートの司法試験合格者が誕生した。
10月号:夏季節電成功 快適さに配慮
昨年度に引き続き、今夏も全キャンパスで節電が実施され、電力使用量が、平均値としては目標数値内に収まった。政府からの電力使用制限命令が発動されなかった今年度は、冷房の設定温度を外気温に応じて調節するなど臨機応変な対応が可能となり、キャンパスライフの快適さに配慮した節電実施となった。
11月号:法科大学院 入試制度見直し