衆院選 維新の会候補者を選定

総合政策学部教授の竹中平蔵氏が、「日本維新の会」の次期衆院選公認候補者を選定する公募委員会の委員長に起用された。松井一郎幹事長は、竹中氏が総務大臣を務めた経験があることを評価しているという。代表の橋下徹氏は、基本的な考え方や価値観、哲学の面で通じ合ったことを強調している。

委員には堺屋太一元経済企画庁長官、上山信一慶大教授らが就任した。維新の会執行部と国会議員も参加した。

同党は、「維新八策」で、道州制や地方分権型教育行政への移行、TPP参加などを掲げている。

選定委員会は先月27日までに、1次公募で155人を選抜し、今後、応募要件を定めない2次募集を行なっていくという。最終的には選挙区と比例で350人規模の擁立を目指していると報じられている。