慶大の国際交流に貢献

慶大は先月26日、パトリック・シェドマイユ氏に名誉博士称号を授与した。同氏のロボティクス、計算機援用機械工学分野における研究教育、新技術の開発の功績、および慶大と仏理工系高等教育機関Ecole Centrale de Nantes(ECN)とのダブルディグリー制度の締結など慶應義塾との国際交流プログラムの設計への貢献を顕彰した。

ECNと慶大が協定を締結したのは1987年。以来、文化的、研究的な相互交流活動が活発に行われてきた。また、ECNは欧州全域の理工系大学のネットワークT・I・M・E・への慶大の加盟に中心的な役割を果たしたなど、慶大の国際教育活動の発展に大きく貢献した。