シックなワンピースで大人の美を醸し出しながらも、見るものすべてが珍しいかのように希望に満ち溢れた瞳を輝かせる今月のキャンパスアイドル。法学部政治学科4年の保里小百合さんだ。
愛らしい外見と3人兄弟の末っ子であることから、か弱そうなイメージを持たれることが多い彼女。だが「辛いことがあっても外では泣かずに溜め込んで、家で一気に泣くんです」と話す強い眼差しには忍耐力が感じられる。
大学で専念していることは、学部とメディア・コミュニケーション研究所での2つのゼミ活動。学部のゼミでは多文化共生、研究所のゼミではジャーナリズムを切り口として、社会問題を研究している。現在力を入れている卒論では「障碍者雇用」をテーマに、現場へ足を運びながら奔走中だ。
言葉に心を動かされた経験が何度もあることから、言葉を大切にしている保里さん。「What goes around, comes around.」と帰国子女ならではの流暢な発音で好きな言葉を教えてくれた。「自分がやったことは自分に返ってくる」 話や言葉遣いの一つひとつからも言葉を大切にしている気持ちが大いに伝わり、われわれは終始魅力を感じ続けたひとときとなった。