—仕事・業務内容
スペース・オブ・ファイブ株式会社(旧eco-s corporation)は、慶應義塾大学SIVアントレプレナー・ラボラトリーとの連携により設立され、SFC-IVにも入居する会社です。現在、主にSFCの院生を中心に、看護医療学部・医学部などの先生とも共同研究や各種プロジェクトを行っています。
日本の株式欄の分類に新たに生活情報産業という業界を作る事を目標にしており、エンドユーザに「住まい」に関する情報(サービスや物販含む)を提供することを主な業務としています。
その一つに子供の教育情報のコンサルテーションがあります。少子高齢化・核家族化が進む昨今で親が肝心の生の子育て情報を持っていないという現状に注目し、先輩ママさんなどと子育て情報を共有することが出来る「あすなろ」という、家族の記憶を電子ブックにするソフトを開発しました。また、「頭のよい子が育つ家」という住まい方提案住宅も展開しています。
また、ヘルスプロモーション事業も手がけており、高齢者を中心に健康管理に興味を持つ世代にも「あすなろ」を通して予防医療のサポートも行っています。
—社風
まだ社風と言えるものはありませんが、ベンチャー企業の良いところは大企業と異なりスピード感があることです。やる気さえあれば好きなことが何でも出来ます。その反面、人材面も含め、いつまでも無駄な事は出来ないので手を引くのも早いということです。
—求める人物像
率直に言うと、ベンチャー企業はお金にならない人材はダメだと思います。ですから、ビジネスに直結するような何か特徴のある人が求められます。つまり、今あるビジネスを変えたい・新しいビジネスを展開したいという人が求められ、主体的にやっていこうという姿勢が大切です。
特に現在、文学部で図書館情報・心理・教育を専攻している塾生なら、〝図書館ハウス〟という住宅のインテリアと選書について、学業をビジネスに即反映させることが出来ます。また、看護医療学部の学生の場合、ヘルスプロモーションデザインというユニバーサルデザインを超えるFBDによって介護・看護の一線で能力を生かすことが出来ます。特に女子塾生は今後の子育てを担っていく世代であり、個人的にも自分の将来のためにも貴重な経験となるでしょう。
—就活生へのメッセージ
現在は慶應ボーイという言葉がこれまで以上に新鮮な時代です。男子には社長になるというくらい大きな夢を持って欲しいと思います。女子には、将来ぜひ子育ての喜びを是非知って欲しいと思います。