皆は「Beatles研究会」というバンドサークルをご存じだろうか?その名を初めて聞く人は、ビートルズを専門にするサークルだと推測するかもしれない。しかし、Beatles研究会はビートルズだけにとどまらず、OasisやLed Zeppelinなどの愛好家も多く在籍している、まさにロックバンド好きにとっての「オアシス」となっているサークルなのだ。今回は、そんなBeatles研究会の魅力を伝えるべく、会長の杉山さん及び副会長の宮園さんに話を伺った。
Beatles研究会ってどんなサークルですか?
Beatles研究会というサークル名の通り元々はBeatlesメインのサークルだったんですが、今はそんなことはなく1960年代や70年代のロックバンドの楽曲を主に弾いているサークルです。Beatles以外だとOasisやLed Zeppelin、Queenなどのバンドが好きな人が多いです。ロックバンドに興味のある人が集まって、楽器を弾きつつワイワイ楽しく交流しているサークルです。
サークルの雰囲気はどんな感じですか?
サークル員の仲がとても良いです。人数が30人前後とやや少ないので、その分濃密な交流ができます。また、楽器初心者にも優しくて、このサークルに入ってから楽器を始めた人もいますし、楽器のことを知らなくても楽器購入会というイベントで先輩にアドバイスを貰いながら一緒に楽器選びをすることもできます。特に推したいのは部室ですね。バンドのグッズがたくさん飾ってあったり、とにかく部室に行けば知ってる人が必ず誰かいるという状況になっていたりするので、大学における居場所になること間違いなしです。だからとにかくまずは部室に来てほしいです。練習頻度も自由なので、堅いサークルが合わない人におすすめです。
活動や年間行事はどんなものがありますか?
年に4回ほど行っている新歓や三田祭などの行事ごとにライブをやっています。新入生ライブもあり、新入生が活躍できる場も用意されています。前は合宿もあったんですけどコロナ禍以降中断されてしまっているので、復活させようと思っています。一番の目玉イベントは「TIBLA」という、慶應、早稲田、明治、青学の4大学合同のライブです。他大学のロックバンドサークルの人とも仲良くなれたりしちゃいます。
ビートルズを好きになったきっかけは何ですか?
杉山さん「元々親がビートルズが好きで、ベスト盤が家にありました。中学の時にそれを聴いて以降洋楽が好きになって、中高で吹奏楽部に入ったりギターを少し演奏したりしていました。」
宮園さん「自分はビートルズにドハマりというわけではなく、高校2年まではスポーツをやっていて音楽への興味はそこまでといった具合だったんですけど、デビッドボウイに衝撃を受けて以来洋楽が大好きになりました。」
特に好きな曲はなんですか?
杉山さん「『Don’t Let Me Down』です。これは迷いますね(笑)。選ぶのが難しいな、名曲が多いので。」
宮園さん「自分は『In My Life』です。」
その後もかなり迷っている様子のお二人は、別の推しアーティストをそれぞれ一組ずつ言うことで回答に幅を持たせることに。
杉山さん「僕は日本のバンドのYogee New Wavesというアーティストがすごく好きです。」
宮園さん「Massive Attackというイギリスのグループです。90年代に活躍したグループで、今でも活動しているのでぜひチェックしてほしいです。」
自身も大学から楽器(ギター)を始め、Beatles研究会はそういった人も多く初心者歓迎のサークルだと語る宮園さん。Beatles研究会では年中新入生を歓迎していて、入会時期は問わないという。ロックバンドに興味がある人や、バンドサークルに入ろうか悩んでいる人は、この記事を読んだ機会に是非Beatles研究会に入会してみてはいかがだろうか。