東エリア院校舎側に足を運ぶと「ジャンボ牛串」の看板が目に留まる。実践株式研究会が運営する「下ひげ陽線牛串」の看板だ。同店は牛串、牛タン串の二種類のメニューを販売する。
副代表の渡邉優人さん(商2)に話を聞いた。「なぜ牛串を販売することにしたのか」という質問に対して。渡邉さんは主に3つの理由を挙げた。株式のチャートにおける用語である下ひげ陽線が牛串に見えること、渡邉さんが仙台出身で牛が好きであったこと、もし食材が余ってしまっても三田祭翌日のサークル内のBBQで使えることである。食材のロスを出さないで済むという理由からは日ごろから株式に触れており、お金に対する高い意識が感じ取れる。また、こだわりとしては看板にもあるようにジャンボであることを挙げた。そして、多くの会員が好んでいる元住吉の次郎系ラーメン屋「豚星。」を参考にしたニンニク、カラメ、辛味のユニークなトッピングも特徴的だ。看板も同店を参考に作られているそうだ。

 

店の看板。赤と緑で書かれているのは店名にある下ひげ陽線だそう

 

株研の普段の活動としては株を中心とした経済勉強が主であり、月に何度か勉強会を開催している。この勉強会では幹部のほか、銀行や証券会社など実際に株式に携わる業界の方が講師として立つ。また、当団体の特徴としてはサークル名に「実践」とついているように、実際に株式投資を行っている会員が多く勉強会で得た知識を実際に活かしていることが挙げられる。
実際に牛串と牛タン串をいただいた。やはり、売りにもしているジャンボ牛串の名に恥じぬ大きさには驚かされた。トッピングはせずにいただいたが塩コショウの味がしっかりついており肉本来の味も感じられた。また、牛串はカルビを使っているが油がしつこくなく、身がしっかりとしていて非常に食べやすかった。ボリューミーな牛串を食べ終わると満足感を感じられた。ぜひ空腹のときは牛串を食べに訪れてみてはいかがだろうか。

牛タン串と牛串。串の全長はなんと36 cmもあるそうだ

 

 

(足田悠斗櫻井優悟)