5月28日、明治神宮球場で、早慶戦第2戦が行われ、慶大が早大に15-1で勝利した。

慶大の攻撃は、初回、連続で四球を選び押し出しで1点を先制した。その後、齋藤來音選手(環4=静岡)のライト前タイムリーヒット斎藤快太選手(商3=前橋)のレフト前タイムリーヒットで幸先よく4点を先制する。2回も四球からチャンスを広げ、4番栗林泰三選手(環4=桐蔭学園)、5番宮崎恭輔選手(環4=国学院久我山)の強烈な連打で一気に5点を追加した。

しぶとい打撃でチームを勝利に導いた宮崎選手
6回裏、あわやホームランになりそうな打球をライトへ放った本間選手

先発の谷村然投手(環4=桐光学園)が7回1失点の好投を見せ、6回には自身が2ベースヒットを放つなど、攻守で活躍した。続く投手も素晴らしいピッチングを見せ、無失点で早稲田打線を抑えた。守備では初回からセカンド廣瀬隆太選手(商4=慶應)の好守を見せるなど、投手陣を援護するプレーが多く見られた。

 

慶大は、その後も追加点を挙げ、早大を突き放した。早慶戦の決着は、明日29日以降に持ち越された。

相原由奈鈴木廉

 

記者の目

今日は宮崎恭輔選手の活躍が光った。初回の無死満塁のチャンスでは冷静にボール球を見極め、先制点をもたらした。二打席目も一死満塁の好機で打席が巡ってくると、三遊間に強烈な打球をはじき返し、慶大に6点目をもたらした。さらに五回裏も、一死満塁で三遊間にヒットを放ち、5打点目をあげた。さらに守備でも捕手として3人の投手をリードし、早大打線を1点に抑え、勝利に貢献した。明日も打席での勝負強さと冴えたリードでチームを勝利に導いてくれるだろう。

吉浦颯大