慶應ボーイコンテスト2022グランプリに、エントリーNo.4片寄翔太さん(法2)が輝いた。
12月2日、「慶應ボーイコンテスト2022 THE FINAL」がめぐろパーシモンホールで開催された。15年続くコンテストの中で、外部会場でのフィナーレ開催は史上初。ミクチャでのオンライン配信も同時に行われ、ハイブリッド型の実施となった。
昨年度から、「ミスター慶應」から「慶應ボーイ」へと名称を変更した同コンテスト。「いま、この時代にふさわしい『慶應ボーイ』を再定義する」をコンセプトに、内面も重視されるようになった。
今年のコンテストテーマは「共栄」。ファイナリスト6名は、コンテスト刷新に伴って追加された、教養・面白さ・センス・誠実さ・容姿の5つを含むさまざまな審査項目を競い、6カ月間活動してきた。
イベントが始まると、ファイナリストらは、各自が製作した画像を背景に登壇した。スマートフォンで動画を撮りながら現れたり、自作のラップを披露したりと、個性が光った。それぞれが壇上で今日の意気込みを述べると、観客も歓声でエールを送った。
イベント中はさまざまな企画が行われた。ファッションショーでは、ファイナリストらがVandoriのニットを着用して舞台上を歩いた。スタイリングは、ミスター慶應コンテスト2018のファイナリスト、打田健二郎さんの母であるMIKAKO氏が担当した。ダンス披露では、ファイナリストらが白いスーツに身を包んで登場。この日のために2カ月間練習した、King&Princeの「シンデレラガール」を踊った。イベントの休憩時間にも、彼らが出演したCMや未公開映像などが流れ、観客を楽しませた。
結果発表前には、彼らの両親やファン、友達からのメッセージが読みあげられた。温かい応援の言葉に涙を流すファイナリストもいた。
今の想いを聞かれ、各々が半年間を振り返り、応援してくれた人々への感謝を伝えた。
イベントの締めくくりとして、各賞の受賞者が表彰された。その度に、観客からは大きな歓声と盛大な拍手が送られた。
準グランプリを獲得したのは、No.3の村田一真さん。「僕みたいな、ミスターコンからかけ離れた人が、こんな素晴らしい賞をいただけるとは思わなかったです。本当に皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました」と感謝を伝え、笑顔を見せた。
ついにグランプリ発表の瞬間が訪れた。名前を呼ばれたのは片寄翔太さん。彼は驚いた表情でマイクへと向かい、「正直、グランプリも準グランプリも取れないと思っていたので、選ばれてびっくりです。拡散や投票をしてくれた人たちのおかげだと思っています。ありがとうございました」と話し、観客に向かって深々と頭を下げた。片寄さんの目には涙が光り、観客からは一段と盛大な拍手が送られた。
授賞式後、ファイナリストらは会場に駆けつけたファンと交流した。彼らと直接話せる珍しい機会に、写真を撮ったり、プレゼントを渡したりと、大盛況の中イベントは幕を閉じた。
コンテストの結果は次の通り。(敬称略)
【グランプリ】片寄翔太【準グランプリ】村田一真【ミスターリゼの日賞】片寄翔太【knot賞】村田一真【スクマド賞】玉川和眞【JOBTV賞】宮内駿【キャリア三田会賞】片桐尚哉【MIKAKO賞】村主悠紀【スマ留賞】玉川和眞【教養部門】宮内駿【面白さ部門】村田一真【センス部門】村主悠紀【誠実さ部門】村主悠紀【容姿部門】村田一真
(藪優果)