6月28日、SFCのθ館とΩ館で、総合政策学部と環境情報学部の初代学部長の講演会が開催された。これは、「総合政策学の創造」、「環境情報学の創造」という授業の一環として行われたもの。

 学部長時代から「かとかん」といった愛称で親しまれている総合政策学部初代学部長の加藤寛氏、東京工科大学前学長で環境情報学部の初代学部長の相磯秀夫氏がそれぞれ、SFCがどのようにしてつくられたのか、またSFCがいかに世界でも認められる素晴らしいキャンパスであるかを熱心に語った。AO入試や少科目入試の導入に至った経緯にも触れられた。

 現在のSFC生に向けて加藤氏は「福澤諭吉が考えていたように、公益を追求することを考えてほしい」、相磯氏は「SFC発の文化を世界に広めてほしい」と希望を述べた。