- 渉外局の仕事について
「渉外局」とはどのような局ですか?
渉外局は、簡単に言うと「資金を稼ぐ」局です。資金まわりの細かな数字のチェックのほか、企業との連携に関して、実現可能であるか検討したり、契約書の案を考えたりしています。
お金に関する仕事なので、使命感を持って働いていますよ。
様々な局がある中で、渉外局を選び、局長になった理由は?
渉外局に入った理由は大きく2つあります。1つは、局の雰囲気が自分に合っていたことです。わいわいした空気と、局内イベントも多く開催される部分が魅力的ですね。
もう1つは、「三田祭の前提の前提を作る仕事」だったことです。当日の運営を担う「一般企画局」が、みなさんの想像する三田祭実行委員会の姿だと思うのですが、その活動にも資金が必要になります。自分たちの仕事がなければ三田祭は成立しないと考えると、陽は当たらなくても、やりがいを持って務められる仕事ではないかと考えました。
コロナ禍で、思うように企画を開催ができない年も続きました。そのような逆境に立つなかで「自分がやりたい三田祭を作りたい」という思いが強くなり、渉外局長に立候補しました。
局をまとめる立場ならではの苦労はありますか?
我々の局は30人ほどで構成されており、大所帯ではありませんが、個性豊かなメンバーが揃っています。全員を同じ方向に向かせるのが大変だと思うことはありますね。
また、仕事は個人作業で進めることが多いので、モチベーションの維持が難しい局でもあります。メンバーのケアに関しては、他の局と比較しても、特に大変な部分だと感じています。
活動の中で、特に印象に残っているエピソードは?
渉外局はもちろん準備期間にも資金を稼いでいますが、三田祭当日にも「福引き」を出店して資金集めをしています。福引きは、資金の柱としてとても大きいので、我々も特に力を入れています。
本祭の前に、福引の景品が三田に届くのですが、それを会場まで運ぶのも渉外局です。シャンプーや飲料など重いものが多いので、この荷物運搬の仕事が、渉外局にとって一番と言って良いほど大変であり、思い出に残るものですね(笑)。
福引きというと、引く際の、実行委員の方々の盛り上げが印象的です。掛け声も渉外局のみなさんが担当されているのですか?
中心となっているのは渉外局で、そこに1年生が交代で加わってくれています。渉外局はあの雰囲気をイメージしていただければわかりやすいですよ。
ちなみに、福引には固定ファンの方もいらっしゃるので、掛け声は大事にしています。
- 今年の三田祭について
今年度の三田祭開催にあたり、去年からの変化はありますか?
局の仕事としては、規模が大きくなったことですね。今年度は、来場者も増える見込みです。福引きの景品もその分増えるので、頑張って運びたいですね(笑)。
個人的には、4年生なので、最後の三田祭を迎えるにあたり、楽しみだなという思いのほかに、寂しさも感じます。後悔しないように、渉外局として実現したいものを念頭に置いて活動していきたいですね。できることは全部やって、来年以降、コロナ以前の三田祭に戻ったときにつなげることができればと思っています。
遠国さんから見た、三田祭のおすすめポイントは?
まずは福引きですね。引いたら引いた分だけお得ですし、今年は、ホテル宿泊券など豪華商品も例年に増してご用意しています。
また、今年度は渉外局主催で、公認会計士に関する企画(20日、23日15時〜)を行うので、そちらも興味を持っていただけたら嬉しいです。
最後に三田祭への意気込みと、塾生へのメッセージをお願いします。
局を超えて、自分の代でより良い三田祭を作るため、全力で仕事をしていきます。
7日間休みがあったら旅行に行きたくなる気持ちもわかるのですが、人生で一回くらいは三田祭に顔を出してみてほしいです。福引きで得をして帰れるよう、準備しながらお待ちしています!