6月5日、フェンシング部が全日本学生フェンシング王座決定戦に出場し、男子エペが見事準優勝を果たした。当大会は新型ウイルスの感染拡大防止のために中止が続いており、実に3年ぶりの開催となった。
「前大会は後輩の頑張りのおかげで優勝できた、今回はその借りを返す気持ちだった」エースの中島恒さん(商・4年)は試合をこう振り返った。「楽しんで全力を出し切ることを意識して戦った。結果に対してはやり切ったという達成感がある。関カレ(関東学生フェンシング選手権大会)優勝を目指して今後も頑張りたい」
一方、エペ種目リーダーの大崎練介さん(経済・4年)は試合についてこう話す。「結果に対しては正直悔しいなと思う気持ちはあるが、胸を張れる。全試合ベスト8に入ることを引き続き目指して行きたい」
最後に、後輩に対してお二人はこう話した。「こういう選手になれば良いという正解はない。メンバーだから、とか余計なしがらみを気にせず自由に戦い、試行錯誤の中で強くなっていけたら」
全力は伝播する。今年のフェンシング部の目標だ。中島さんと大崎さんはお互いの存在を部活を頑張れるモチベーションと話した。仲間とともに歩みを止めないフェンシング部から目が離せない。
(小島毬)