慶應義塾大学ロボット技術研究会のチーム「Ilias」が、「NHK学生ロボコン2022~ABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会~」の予選を突破し、本選出場を決めた。
NHK学生ロボコンは、全国の大学などが参加するNHK主催のロボットコンテストだ。予選として3月初頭に一次ビデオ審査、5月6日に二次ビデオ審査が行われ、35チームの応募の中から16チームが選ばれた。本選の優勝チームは、世界大会「ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト(ABUロボコン)」に日本代表として出場することとなる。
慶應義塾ロボット技術研究会は2019年より出場しており、本選出場は3年ぶり2回目となる。本選は6月12日(日)に大田区総合体育館で行われる。
チーム「Ilias」のロボットの強みについて、Ilias担当者は「安定した動作を目標としてロボットの作成を進めたので環境の変化等に影響されず目標の動作を実行できるところ」だと説明する。2台のロボットの名前は、慶應の理念「気品の泉源、智徳の模範」にちなんで「気品」と「智徳」なのだそうだ。
最後に「コロナの影響もありロステク(ロストテクノロジー)やメンバー減少もありましたがなんとか本戦出場にこぎつけました。ぜひ皆様応援のほどよろしくお願いいたします」と本選に向けた意気込みを語った。
本選はロボコン公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される(配信はこちら)。
時間がある方はぜひライブでロボット技術研究会を応援しよう!
(乙幡丈翔)