トレンドの最前線にいる方から、トレンドについて学ぶ連載企画「大学生のためのトレンド講座」。第3回目の今回は、メイクを始める新入生に向け、プチプラでハイクオリティな商品を次々と展開する「CANMAKE」PR担当の山口祐紀さんに初心者メイクのコツを聞いた。

初心者が揃えるべきアイテムとは

メイク初心者が始めに揃えるべきアイテムは、下地、フェイスパウダー、アイブロウ、口紅、チーク、アイシャドウの6つである。下地を選ぶ際は、UVケア、保湿、色ムラ等を整える機能がついたものがおすすめだ。ベージュ等の色味がついたもの、白浮きやベタつきのないものを選ぶと、肌を綺麗に見せることができる。

また、カラーメイクには口紅がポイントとなる。初心者は、色味のみで選び、いざ塗ってみると似合わないという失敗をしがちだ。そのため、初めはリップクリーム感覚で保湿力、発色の良い口紅を選ぶのが良いという。「ステイオンバームルージュ」という商品はまさにこれに当たり、このリップでメイクデビューしたという声も多いそうだ。

自分に似合う色の選び方

メイク初心者にとって、「どの色を選べばいいか」と悩むこともあるだろう。近年、パーソナルカラー診断が流行しており、CANMAKEでも、流行に合わせ、イエローベース、ブルーベースのどちらかに偏りのないカラーの展開を意識することはある。

その一方で、パーソナルカラーにとらわれない色選びを支持しているそうだ。「メイクに正解はないため、『合う、合わない色』と初めから決めつけることはもったいないと感じています」と山口さんは話す。心地よい、楽しくなれるカラーを選び、自由にメイクを楽しんでほしいという。

では、どのように選べば良いか。ポイントは、自分の洋服のテイストや、見せたい印象である。明るい印象が良い場合はオレンジ、華やかな印象が良い場合はゴールドなど、色が持つ効果を知っておくと、自分がつけたい色を見つけるヒントになる。

 

社員の方が選ぶCANMAKE商品

山口さんは実際に毎日使っているCANMAKEの商品として、「マシュマロフィニッシュパウダー」を挙げた。CANMAKE社内でも愛用者が多いというこのパウダーは、厚塗り感が出ず、毛穴・色ムラ等の悩みをカバーしてくれる。単品使用時には石鹸で落とすことでき、リニューアル品は紫外線対策機能も備えている。

マスクメイクで気をつけること

新型コロナウイルスの感染拡大により、マスクは必須アイテムとなったが、マスクメイクは非常に難点が多い。

マスクを着けていると、唇や頬が隠れるため、血色感が出なくなってしまう。そこで目元に赤みのあるカラーを取り入れることがポイントとなる。アイシャドウはもちろん、アイライナーやマスカラでも、カラーを取り入れることが出来る。

また、マスク内の湿気でアイメイクがにじむという問題に対し、「クイックラッシュカーラー」のような、クレンジング剤なしでは落とせない油性タイプのマスカラを勧めている。目元にフェイスパウダーを塗布してからアイライナーやマスカラを使うという対策もある。

これらを参考に、新生活に向けてメイク道具をそろえ、自分に合うメイクを研究してみてはいかがだろうか。

(沖藤遥)