プロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議が26日に行われ、慶大から木澤尚文選手(商4)が東京ヤクルトスワローズから1位指名、佐藤宏樹選手(環4)が福岡ソフトバンクホークスから育成1位指名を受けた。慶大の選手が1位指名を受けるのは2016年に広島東洋カープから指名を受けた矢崎拓也(旧姓加藤)選手以来4年ぶり。会見の一問一答は以下の通り。
木澤選手
(慶應義塾広報室提供)
―1位指名を受けて
「まさか1位で呼ばれるとは思っていなかったので驚いている。こういう評価をいただいたからには、東京ヤクルトスワローズに尽くしたい。いち早く戦力になれるように努力していきたい」
―日本で12人しかいないドラフト1位だが
「素直に嬉しいが、その分注目されプレッシャーもかかる立場でもあると思う。そこに打ち勝っていかなければいけない」
― ヤクルトの印象
「慶應義塾野球部も神宮球場でプレーをするのでそこが本拠地ということでとても縁を感じる」
―教わりたいヤクルトの選手は
「教わりたいとは意味が違ってきてしまうが、先日五十嵐選手が引退試合をされた。自分も五十嵐選手のようにファンから愛される選手になりたい」
―対戦してみたい選手は
「今はどういうレベルなのかもわからないので、具体的な名前を挙げることはまだできない。まずは一軍のマウンドで投げられるように準備したい」
―自分のアピールポイントは
「力強い直球と鋭い変化球をストライクゾーンにしっかり腕を振ってどんどん投げ込んでいけるところ。まず自分自身ができることをしっかりアピールして、どんどん成長していかなければならないと思っている」
―自分の中で一番大切にしている投手成績指標は
「奪三振率を取り上げてもらえることが多いが、今季のリーグ戦では勝率を意識してプレーしている」
―今感謝を伝えたい人は
「たくさんの指導者の方々や仲間に支えていただいたが、それも全て両親あってのこと。まずは両親に報告したい」