江戸川大戦

第95回関東大学バスケットボールリーグ戦第11節江戸川大戦が、10月5日に行われた。
第1Q序盤、江戸川大に3Pを先制されるも、慶大は相手のルーズボールを見逃さず得点へ。工藤(政4)のレイアップシュートを皮切りに着々と点を重ね、15―7とリードで第1Qを終えた。
リードを守りたい第2Q。江戸川大の連続得点で逆転される。中盤に山﨑(総4)が3Pを決めて持ち直すが、長身選手のディフェンスに苦戦。25―31で前半を終えた。
巻き返しを図る第3Q。岩片(環3)のレイアップシュートが流れを作り、山﨑、髙田(環4)が続けて3Pを決めた。インサイドを中心に相手の猛撃を受けるも、43―46と差を縮め第3Qを終えた。
迎えた第4Q。工藤を中心に序盤から攻め、一進一退の攻防が続く。だが終盤、相手に連続でフリースローを許し、点を離される。髙田がブザービートを決めるが、61―63で惜しくも敗れた。

上武大戦

前節に4試合ぶりの勝利をあげ、連勝を目指し挑んだ第16節上武大戦。
立ち上がり、上武大のターンオーバーからの速攻やフィールドゴールによる得点が連続する。しかし、慶大も水谷(環1)や山崎が3Pシュートを決めるなどして逆転し、第1Qを17―16で終える。
第2Q序盤、上武大は3Pシュートを連続で決め逆転する。慶大も、水谷や途中出場の甲谷(環3)が得点を重ねたものの、相手の勢いを抑えることができず、前半を30―44で折り返す。
第3Qは、開始直後から上武大がバスケットカウントを決めるなど流れに乗り、さらに点差を広げられ49―66で終える。
最終第4Qでは両チームが得点を重ね、慶大は差を縮めることができないまま試合終了。71―88で敗戦した。

続けて駒大に敗れたが、強豪中大相手に72―61で勝利し2部残留に向け反撃の糸口を見せた。
ただ、国士館大、関学大に続けて敗れ、後がない首位拓大との一戦だったが、序盤から拓大が点を重ねる。慶大も粘りを見せ第2Qを2点差で終えたが、力の差を見せつけられ終盤粘りを見せたが79―70で敗れた。結果慶大は降格が決まり、来季は3部で戦うことになった。

(西岡詩織・東洸太朗)