8月31日・9月1日の2日間にわたり、銀座・イグジットメルサにて書道会による「銀座校外展」が開催された。

書道会は、約100名の会員を擁する慶大唯一の書道サークルであり、来年100周年を迎える。週2回の練習会では、講師を招き、書技術の向上に励んでいるという。今回の展覧会では、8階〜2階の階段踊り場に会員の作品が展示されており、階段を下りながら様々な書体の作品を楽しめるようになっていた。

 

代表の阿部裕彦さん(文3)は「昨年に引き続き、今年も銀座で展覧会を催すという機会に恵まれました。昨年の三田祭以降の会員の作品の中から選りすぐりのものを展示しました。キャンパスから出て広く一般の皆様に作品をお披露目できたことに喜びをかみしめています」と語る。迫力のある漢字の作品から繊細な仮名の作品まで個性豊かな作品が並び、塾生やOB・OGをはじめ、他大学の書道サークル員や買い物のついでに立ち寄った人などが作品に見入っていた。

 

次の展覧会について阿部さんは「次は三田祭で展覧会を予定しています。書道会員の力作を多くの方にご覧いただければ幸甚です」と話した。さらに、来年の夏には銀座で百周年展を開催する予定だという。100周年に向けて、書道会員はますます気合を入れて日々の練習に取り組んでいる。