前回の選挙不成立に伴う塾生代表選挙が29日開票され、前田稔さん(商4)が若林卓実さん(総3)、椎木里佳さん(文4)を破り当選を果たした。投票率は16.2%で選挙は成立した。
29日深夜、当選を果たした前田さんはツイッターで、「塾生の皆様本当に応援ありがとうございました。半年間頑張ります」と挨拶した。
前田さんは選挙戦で「実現可能な公約」を強調した上で、「『不祥事から塾生を守る党』の設立」や「全塾協議会の予算案の団体格差の是正による学内イベント参加者数の増加」などを主張した。
さらには、各キャンパスを行脚しての演説や徹底した広報戦略で支持を広げた。
若林さんは應援指導部員として「塾生誰もが胸を張り、誇れる慶應へ」を掲げ、椎木さんは幼稚舎からお世話になった義塾への感謝を胸に「慶應義塾を根本から改革したい」と選挙戦を展開。しかしあと一歩及ばなかった。