今季、慶大のソッカー部で主将を務めるMF松木駿之介選手(総4)が、来季J2ファジアーノ岡山に加入することが内定した。松木選手は、プロ入りが決まった時の気持ちを「高校卒業時点では、プロを目指せる選手ではなかった。大学に入って慶應で成長させてもらえて、プロを目指せる選手になれた。そして自分が行きたいと思えるクラブに行くことが出来て、素直にうれしかった」と語った。

目指す選手像について尋ねると「サッカーだけで終わりたくない。サッカー選手でありながらも、いろいろなところで社会貢献をしていきたい」と語ってくれた。これからの松木選手の活躍に期待したいところだ。

また、先月慶大を卒業したFW渡辺夏彦選手は、ドイツのブンデスリーガ3部のVfR Aalen 1921 e.V.への来季加入が決定した。 渡辺選手は、昨季慶大ソッカー部では、多くの得点を稼ぎ、チームに貢献していた。ここぞという時に得点を決め、チームを救う場面がよく見られた。その一方で、献身的な守備でもチームに貢献し、頼れる存在として活躍していた。

渡辺選手は、大学サッカーの人気向上と、競技力向上を目指したプロジェクト、「ユニサカ」の代表も務め競技以外の活動も精力的に行っていた。

慶大ソッカー部から、次のステージへと進む2選手の今後の活躍に期待したい。