慶應義塾先端科学技術センター主催の第18回慶應科学技術展KEIO TECHNO-MALLが先月15日、東京国際フォーラムで開催された。同イベントは慶大理工学部・理工学研究科の研究成果を紹介し、共同研究や技術移転など産官学連携のきっかけとなる出会いの場の提供を目的に毎年開かれている。
今年は前年よりも多い93のブース展示と9のパネル展示が出展され、教員や研究室所属の学生による研究成果の発表が行われた。出展ブースの中には実物展示やデモンストレーションを取り入れたブースもあり、最新技術に実際に触れて楽しむ来場者も多く見られた。
ほかにメインイベントとして宇宙飛行士の山﨑直子さんの登壇による特別基調講演「宇宙(そら)から見た日本、宇宙(そら)から見た世界」が催された。
講演では山崎さんが体験した宇宙ステーションでの生活や宇宙から日本、地球を見て感じたことが話された。講演の最後には質疑応答の時間が設けられ、学生を中心に盛んに質問が飛び、会場は盛り上がりを見せた。