4月7日に、三田キャンパス西校舎ホールで、平成21年度 慶應義塾大学大学院入学式が行われた。14の研究室に2015名(修士課程1474名、博士課程293名、専門職学位課程248名)が進学した。また、別室でモニターによる中継も行われた。
安西塾長は式辞で、「(自身は)修士論文で評価は得たものの、世界のどこにいても通用できる分野を研究したいと考え、最終的に見つけられたのは30歳を過ぎてからだった」という経験を述べ、「道が険しければ険しいほど、他人が教えることのできない知的な闘いの中の感動、自力で道を開く感動を見つけられる」と、新たな扉を叩いた塾生を激励した。