1月9日、国連大学内のUKハウスメディアスタジオにて国際開発講座2008が、国連大学・財団法人国際開発高等教育機構(FASID)・慶大大学院によって共同開催された。
2003年度よりスタートした本講座の共通テーマは「持続的開発のためのアジア・太平洋イニシアティブ」。本年度は「地球温暖化」をトピックのひとつとしている。司会に国連大学副学長 ゴヴィンダン・パライル氏を迎え、二部編成で進行された。
講演は、遠隔システムを通じて行われた。一部では、昨年度にノーベル平和賞を受賞したIPCC(気候変動に関する政府間パネル)で議長を務めるラジェンドラ・パチャウリ氏をインド会場に、二部では、国立環境研究所特別客員研究員 西岡秀三氏を東京会場にそれぞれ講師として招き、接続された他大学とリアルタイムでの意見交換が行われた。