先月12日、慶大日吉記念館で第80回早慶バレーボール定期戦が行われ、多くの観客が見守るホームでの試合だったが男女ともに2年連続のストレート負けに終わった。

女子戦、第1、2セットを早大の強烈なアタックに苦しめられ落とすが、慶大は第3セットに御手洗(環4)がスパイクを決めるなど序盤から3連続ポイントで巻き返しを図る。その後4連続ポイントを奪われるなど厳しくなるも、格上の早大に対し最後の粘りを見せ一時は1点差にまで詰め寄る。しかし追いつくことはできず22―25で終了、30年ぶりの勝利とはならなかった。

男子戦は第1セット、7点差をつけられる厳しい滑り出しのあと必死のプレーで2点差にまで迫るも、一歩及ばず21―25でこのセットを落とす。続く第2セットは互いに譲らないプレーを見せるが惜しくも22―25で終了。第3セットで挽回したい慶大だが、早大の勢いを止めることはできず14―25で敗北した。一方で富澤(経1)のサービスエースや強烈なスパイクなど1年生の活躍があった。今後の更なる成長に期待がかかる。
(竹内未月)