12月13日、SFCの大学院棟で、井関利明氏(元総合政策学部長)と井庭崇氏(総合政策学部専任講師)との対談が行われた。対談のテーマは「新しい時代の知と方法の原理を知る」。 井関氏は、「環境情報」という言葉を作り、SFCを開設したときの中心人物。
対談で井関氏は、SFC開設の背景や当時のビジョン、また、現在のSFCの問題点やこれから期待される新しい知などを、学生の笑いにつつまれながら、語った。この中で「学生や教授などの当事者がSFCという未完のプロジェクトに参加し、変えていく」ことを強調し、そのためには、「未来の自分を作るために、未来の自分を考えること」の重要さを話した。 井庭氏は、井関氏の話
を受けて、「創造性」というテーマで「手持ちのものを組み合わせながら、自分なりの物語を創り出すこと」を話した。
当日は、土曜日にも関わらず、これからの時代を切り開くであろう多くの学生や一般の人が集まり、熱心に耳を傾けていた。