暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さも厳しく、麗らかな日差しが恋しくなる今日、私は寒空を美しく照らす太陽のような笑顔の乙女に出会った。彼女の名は斉藤初音さん。法学部法律学科の新3年生だ。
彼女はKeio Collectionという、三田祭などでファッションショーを行うサークルに所属しており、その可憐さを余すところなく全塾生に届けているという。見どころが多すぎて困ってしまう三田祭だが、これをお読みの貴兄らはきっと今年は迷ってなどいられないだろう。慶應に入って良かった点は?という質問に、彼女は「自信に満ちていてキラキラした人がたくさんいて、その人たちからたくさん刺激を得られることです」と語ってくれた。なるほど、確かにそれも義塾で学ぶことの一つの利点に違いないだろう。しかし私は、彼女程の魅力的な女性と席を同じくして勉学に励めることこそ、義塾で学ぶ真髄であると心得ている。
また、趣味は旅で冬には函館に行って海鮮丼などを食べたという。ところがせっかくの北海道で、カニを食べ忘れるといううっかりさもまた彼女の魅力を引き立てるエッセンスの一つであるだろう。
さて、お待ちかねの、好きな異性のタイプは「優しくて、いつもニコニコしている人」だそうだ。その輝きを手にするためには、同じくらい輝いていないといけないということだろうか。
まだ漠然とだが、メディアに興味があるらしい彼女とお近づきになりたければ、メディアコミュニケーション研究所を目指すことをお勧めする。こんな素敵な先輩となら、毎日が希望に満ち溢れたキャンパスライフをエンジョイできるだろう。
最後に、彼女から新入生に向けてのアドバイスを頂いた。「大学生活は本当に自由で、楽しいことがたくさんあると思うので、頑張ってそして楽しんでください」
私も一塾生として、新入生諸君が、斉藤さんのような輝ける太陽をこの学び舎で見つけてくれることを切に願っている。
(とにかくポジティブな福山)