今年度の学部卒業式が先月23日、日吉記念館で挙行された。天候にも恵まれ、スーツや袴など思い思いの晴れ衣装に身を包んだ卒業生がキャンパスを彩った。
今年は文学部906人、経済学部1200人、法学部1156人、商学部1023人、医学部108人、理工学部960人、総合政策学部350人、環境情報学部402人、看護医療学部110人、薬学部221人、通信教育課程卒業者260人合計6436人が卒業した。
式辞では清家篤塾長が、福澤諭吉が「society」を人間交際と訳したことを取り上げつつ、「個人が独立していながら卒業後も交友を大切にして、悔いのない人生を過ごしてほしい」とエールを送った。卒業生の代表答辞で舟田正司さんは家族、学友、慶應義塾に対する感謝と、将来への強い決意を述べた。式に続いて、三田会結成式が行われた。
式後、学位記を手に仲間と学び舎をバックに写真を撮る姿や思い出を語らいながら学び舎を後にする姿が見られた。