冬も本格的に深まり、一段と厳しい寒さが続く。そんな寒空の日吉キャンパスに華やかなオーラを放ち現れたのは、今月のアイドル、法学部政治学科1年の永嶋萌子さんだ。かわいらしい笑顔と、透き通った白い肌が印象的だ。

小柄な外見からは想像できないほど、強い芯を持つ彼女。高校時代から歌うことが大好きで、大学では他のサークルを見ずにアカペラサークルに入ることを決めた。アカペラの魅力は、「人の声だけで、優しいハーモニーを作ることができること」だそうだ。休日もアカペラ漬けだ。アカペラの練習はもちろん、先輩のライブにも足を運ぶ。経験が長い先輩のステージを鑑賞することは、良い刺激になるからだ。また、アカペラは長く続けるほど仲間との声質が合い、上手くなるのだという。

将来について尋ねると、すでに明確な夢があり、実に驚いた。彼女の夢は、企業に就職して、 途上国支援を行うことだ。そうした事業に興味を持ったきっかけは、高校時代の家庭科の先生から、CSR(企業の社会的責任)の話を聞いたこと。高校2年生のときには、インドネシアの貧しい地域を訪れ、環境保護活動を行った。これらの経験が途上国支援を行いたい、という夢をより強くした。大学で は英語力を高めるために、留学を考えているそうだ。やりたいことに向かって着実な計画を立てるその姿 勢は、ぜひ見習いたいものだ。

好きな男性のタイプにはさらに驚かされた。「論理的で、筋道が通っている人」。少なくとも私の周りにそのような男性はいない。なかなか独特な回答である。

しっかりと自分を持つ永嶋さん。2016 年の彼女はどんな活躍を見せてくれるのだろう。

(ふたご座流星群☆)