全日本総合バスケットボール選手権大会が1月2日から代々木第2体育館をメイン会場に行われた。学生6位の慶大はJBL8位の福岡と戦ったが、プロチームである相手に自分達のバスケができず、1回戦で敗退した。なお東芝が優勝を飾っている。
1月2日 1回戦 ●
【慶大68―80福岡】
試合後、「最初の試合の入り方が最後の1分間だと思って入るべきだった」(佐々木ヘッドコーチ)、「最初受けに回ってしまった」(竹内公)とコメントしたように、1Q終わって14―28と、14点差が開いてしまう。2Q以降は「自分たちのバスケが出来るようになった」(竹内公)との言葉通り、今季JBLの前半戦終了時で最下位とはいえ、プロのチームに対し、高い位置での厳しいディフェンスで互角の試合を繰り広げる。しかし最後まで1Qの点差を埋めることは出来ずに試合終了となった。
05年度体制最後の試合となったが、試合後、「(今まで四年生が練習から引っ張ってくれたように)今度は自分たちが引っ張っていきたい」(竹内公)、「課題である、自分自身をコントロールしていく事を一年間言ってきたが、克服できなかった。来季はこの課題に重点を置いてチームを鍛え、一丸となり戦っていきたい」(佐々木ヘッドコーチ)とそれぞれが語り、早くも来季を見据えていた。