フェンシング
第68回早慶対抗フェンシング競技定期戦大会が先月20日に慶應義塾高等学校地下体育館で行われ、慶大は男女とも早大相手に完敗した。

フェンシングには胴体を有効面とするフルーレ、全身を有効面とするエペ、頭や両腕を含む腰骨より上を有効面とするサーブルの3種目がある。いずれも、3分間の中で原則として先に5本有効な突きを決めた方が勝ちとなる。今大会では団体戦が行われ、計45点先取するか、あるいは時間内に多く点を獲得した方が勝利だ。

男子フルーレは、土方(法4)が活躍を見せるも、早大・仙葉の1試合12得点などで39―45に終わった。女子は、宮脇(経1)が強さを見せたが、早大・狩野の一歩も譲らぬ猛攻で27―45と完敗した。

続くエペでも、男子は序盤勝ち越したが、中盤から失速。女子も、最終戦で和田(環3)が早大・才藤に食らいつき数秒ごとに点を取り合う熱い戦いを繰り広げたが、39―45と及ばなかった。

最終種目のサーブルは、男子の町田(商3)が好成績を残したが、こちらも早大に及ばず男女とも敗北。本拠地で6戦全敗という無念の結果に終わった。
(井上知秋)