流暢な英語で本格的な英語劇を披露
慶大外国語教育研究センター設置科目の「英語ドラマ(a)(b)」の公演が先月16、17日に日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペースで行われた。公演の内容はノエル・カワード原作の『BLITHE SPIRIT―陽気な幽霊―』。会場の前方にセットが組まれ、スクリーンには日本語字幕が表示されるなど本格的なドラマを観客たちは楽しんだ。
原作はイギリスの劇作家ノエル・カワードによるブラックコメディだ。とある夫婦のもとに、7年前に亡くなった前妻が幽霊となって現れるところから物語が始まる。夫婦と前妻の奇妙な同居生活がユーモラスに描かれる。
キャストは通信課程の学生を含む学部学年を超えたメンバーで構成されており、幕ごとに配役を変えながらそれぞれが個性豊かな登場人物を演じた。セリフは全編が英語による構成で、出演者たちは流暢で感情豊かな英語を披露し1年間の成果を見せた。