机に並ぶ落とし物の数々
机に並ぶ落とし物の数々
環境保護サークルE.C.O.が運営する「落し物バザー」は、三田と日吉の学生部に集められ、取り置き期間を過ぎた落とし物を販売している。その売上は、日本国内とパキスタンで古着や毛布等をリサイクルしている、日本ファイバーリサイクル連帯協議会に全て寄付される。






E.C.O.の主な活動内容は、生協のリサイクル式弁当容器「ミンミ・リ・リパック」の回収、早慶戦における分別、6月の環境保護週間。大学内の環境保護活動に一役を買っているが、認知度はまだまだ少ないと会員は語る。今回の三田祭での企画には、サークルの知名度上昇とともに、環境への意識を高めてほしいという狙いがあるという。

会場は大盛況だ
会場は大盛況だ
販売されている落とし物は、ビニール傘や時計を中心に、マグカップ、ACアダプターなど多岐にわたる。特に、数百円で売られている腕時計は、寄付金の多くの部分を占める主力商品になっている。中には、他大学の過去問といった変わり種も販売されており、すでに1冊は購入されていったそうだ。


この企画は、三田祭終了まで院校舎348教室で行われる。使用済み商品でも気にならない、お得に掘り出し物を探したいなどと思っている方は、覗いてみるのがおすすめだ。
(小宮山裕子)