院校舎5階を歩いていると、バグパイプを抱えた謎の男に出会った。
なぜ民族衣装を着ていたのかは未だにわからないが、彼はどうやらサバイバルゲーム・リエナクトメント同好会の会員らしい。目を引く服装につられて教室に入ると、中では射的が行われていた。
サバイバルゲーム・リエナクトメント同好会はその名の通り、サバイバルゲームを行う団体だ。迷彩服を着た会員の山隈さんによると、サバイバルゲームの魅力は日常的にできない体験をできることだと言う。実際の銃は恐ろしいものだが、サバイバルゲームに使われる銃は人を傷つけない。東京にはフィールドがなく、普段は埼玉や千葉で行っているそうだ。
なかなかチャレンジしにくいサバイバルゲームだが、ここでは気軽に銃を撃つ体験ができる。使用する銃は実際にサバイバルゲームに使うもので、一発ずつ撃つことも連射することも可能。300円40発からだ。
実際に銃を持つと、ずっしりとした重みを感じる。しかし、撃っているうちに重さは気にならなくなってきた。
カ・イ・カ・ン!
本格的な銃での射的で、日常生活の鬱憤を晴らしてみてはいかがだろうか。(新山桃花)