学生達が1年間の研究成果を披露
教養研究センターが主催するアカデミック・スキルズの2014年度プレゼンテーション・コンペティションが2月5日に日吉キャンパスの来往舎シンポジウムスペースで行われた。
アカデミック・スキルズは教養研究センターが主催する少人数セミナーであり、学部を超えた約80名の学生が通年にわたって自分の研究テーマに取り組んでいる。
今回のコンペティションでは3つのクラスから選抜された6人が教育や政治、芸術などそれぞれが関心を持って研究を進めてきた内容について15分間のプレゼンテーションを披露した。発表の後には質疑応答が行われ、発表者と来場者が熱い議論を交わした。また、英語クラスから選抜された3人のうち2人による発表では、日本の文学やスポーツをテーマに流暢な英語でのプレゼンテーションが行われた。
「身体知・映像」講座の受講者による発表の時間も設けられ、ここでは脚本や撮影、出演まですべてが学生達の手による、小説作品を映像化した作品が放映された。
最後に、プレゼンテーションの優秀者の発表およびノミネートされた論文の審査結果が発表された。当日行われたプレゼンテーションの順位および、事前に選考され会場に展示されていた論文部門の受賞者が発表された。受賞者は審査を担当した教授から賞状を受け取った。コンペ部門の金賞は牧晃平さん(経3)が受賞した。
コンペティションの実行委員長を務めた西之原三奈さん(法2)は、「大学の勉強をどう学ぶかの基礎を学べた」とアカデミック・スキルズでの学習を振り返った。