トライを決めるウィング関東(総4)
トライを決めるウィング関東(総4)

和田監督「ディフェンスが形に」

関東大学対抗戦が今月15日、開幕した。慶大は初戦の明学大戦で、相手にトライを許さず、68―3で勝利した。

試合開始5分、関東(総4)のトライにより先制するも、前半15分からは慶大の反則が目立ち、前半18分には相手にペナルティゴールを許す。しかし、前半26分に森川(環4)が、さらに前半終了間近には関東が再びトライを決め21ー3で前半を終える。

後半は慶大のトライが連発した。後半10分、関東が相手を寄せ付けず走り抜きトライを決める。後半24分には何度か相手に阻まれるもパスでつなぎ廣川(環2)がトライを決めた。後半29分、相手陣地で競り合いが続くも相手のトライを阻止する。その後もトライを量産し、68―3で快勝した。

4度のトライを決めた関東は「自分はトライを決めることが仕事。チームの勝利に貢献できてよかった」と振り返る。

和田監督は「春から練習してきたディフェンスがようやく形になってきたが、細かなミスによって、流れを相手に渡してしまう。強い気持ちを持って次戦に挑みたい」と語った。 (増田絢香)