11月4日、三田キャンパス東館で慶應義塾大学DMC機構、フジテレビデジタルコミック「少年タケシ」、特定非営利活動法人CANVASが主催する子ども向けのワークショップ「Webアニメをつくろう!」が開かれた。「少年タケシ」とはフジテレビのホームページから生まれたデジタルマガジンのことで、今回の講義は8月に続き2回目。

 講義では6名のデジタルコミック作家と子ども達が学年ごとに少人数のグループとなり、自分達でストーリーを考え、コンピュータを用いてキャラクターに動きや音声を付けるなど、オリジナルのWebアニメを制作し、発表した。最後に行われた発表会ではストーリーのユニークさに会場が笑いに包まれる場面も見られた。また、講義の様子はリアルタイムで「少年タケシ」のホームページで閲覧でき、講義終了後には出来上がった作品も公開された。

 参加した子ども達は熱心に制作に取り組み、終了後は「楽しかった」、「また参加したい」という声が多く、アニメ制作に興味を持った様子だった。