指名を受けた加藤君は14時半ごろから日吉キャンパスの来往舎で野球部の相場勤監督と共に記者会見に応じ、16時半過ぎから下田寮でヤクルトスワローズの高田繁新監督から指名の挨拶を受けた。指名直後の会見の内容は以下の通り。

—ヤクルトから指名を受け、どのような気持ちでいるか
「大学では実績を残したが、プロは実力が全て。ゼロからのスタートとして精進していきたい」

—ヤクルトの単独指名となったが
「1球団でも指名していただけて満足。進路が決まっていなかったのでほっとした」

—即戦力として期待されるがどのような投手になりたいか
「ゼロからのスタートなのでまずは一軍に上がること。早くローテーションに入れたらいい」

—対戦したい打者、目標とする投手はいるか
「打者というより、巨人相手にどれだけ通用するか投げてみたい。目標とする投手は(横浜ベイスターズの)工藤公康投手」

—自身のセールスポイントは何か
「得意なスライダー、真っすぐのスピードとキレ、そのコンビネーションだと思う」

—本拠地が神宮球場となり、意識することはあるか
「4年間慣れ親しんだのでやりやすいと思う」

—プロでも28番をつけたいか
「28番は大学で一区切り。ゼロからのスタートとして新しい背番号をつけたい」