第一校舎一階を歩いていると、ピアノの美しい音色が聞こえてくる。ピアノソサイエティーが主催するピアノ喫茶だ。実際に中に入ってみると、多くの人がピアノの演奏に聴き入りながら、お茶やケーキを楽しんでいた。日吉代表の熊谷莉那さん(政1)にお話を伺った。
カフェの名前「カフェ・サン・ジェルマン」は、有名な作曲家であるドビュッシーの生誕150周年にちなんでつけた。ピアノの演奏を聴きながら、手作りケーキを食べ、温かいコーヒーや紅茶を飲むことができる癒しの空間を目指した。選曲については個人のレパートリーから演奏し、即興演奏をする人もいる。
演奏を終えた松本晃さん(法1)に感想を伺ったところ、「お客さんの前に出て演奏するのはとても緊張した。今まで弾いたことのある曲を練習して演奏した」とのこと。
三田祭の人混みに疲れたら、温かい飲み物とピアノの音色に癒されに訪れてはいかがだろうか。
(安田麻里子)