中庭に広がる、食欲をそそる香ばしい匂い―全国慶應学生連盟栃木学生会が主催する、「宇都宮餃子」がその匂いの源だ。
このお店、実はただの餃子屋さんではない。なんと、宇都宮餃子会公認のお店なのだ。「宇都宮餃子会」に連絡をとって公認をもらったとのこと。
運営をするのは全員栃木県出身の慶大生だ。本場宇都宮の味を再現するために宇都宮の餃子専門店「幸楽」で研修を積んできた。「プロの綺麗な焼き色を再現するのは非常に難しかった」―代表の河野さん(経2)は研修時の苦労をこう語った。
実際に味わってみると、代表が自負するとおり、まさに「外はカリカリで中身はジューシー」だった。さすがにプロのお店で研修を積んできただけのことはある。
「他の餃子とは一味違うプロの味」と代表が強く自信をもつ本場の味。寒さ厳しい秋空の下、熱々の餃子を食してみてはいかがだろうか。
(斉藤航)